<p>路地裏にひっそりと佇む、加納表具店。
店を営むのは、若く美しい環。
掛け軸や屏風に込められた思念を鎮める仕事を引き受けている彼女のもとには、様々な事情を抱えた妖怪が相談を持ち込んでくる。
今回登場するのは、音痴なのにミュージシャンををめざす〈鵺〉、弁護士として働く〈天邪鬼〉、そして〈雪女〉の蓮華。
彼らの切ない物語に触れ合ううちに、高校生・洸之介は将来の進路を深く考えるようになる──。
人間と妖怪が織りなす、ほろ苦くも微笑ましい、どこか懐かしい不思議な物語。
多くの読者に愛されたシリーズも、これにて完結!!</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。
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© 櫛 いっしょなら、きっと、うまくいくさ。